ひがし北海道おすすめのキャンプ場紹介!
アクティビティやグルメも!
アクティビティやグルメも!
公開日:2025.02.24
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ひがし北海道のキャンプ場
ひがし北海道は、未だ手付かずの自然が広がる雄大なエリア。カラッとした気候が特徴で、広大な大地は人が過密しておらず、ゆったりとした環境で過ごしやすいのが特徴です。そこで近年注目されているのが、道東エリアの個性派キャンプ場でのキャンプ。大自然、そして広大な大地の中でプライベート空間をゆったり過ごすことができるキャンプ場がいくつもあります。そしてひがし北海道はなんといっても、美味しいグルメがたくさん。キャンプも、グルメも、アクティビティも楽しめる今おすすめのキャンプ場をいくつかご紹介。キャンプ場のオーナーさんやアクティビティガイドさんにも魅力を伺いました!
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鶴の里キャンプフィールド
1.鶴の里キャンプフィールドについて
ひがし北海道の玄関口・たんちょう釧路空港から車で約30分。路線バスでも行けるアクセスの良いキャンプ場です。「日本で最も美しい村」連合にも加盟している鶴居村にある広大なオートキャンプ場が鶴の里キャンプフィールドです。このキャンプ場は、なんとサッカー場約5個分にもなる広大な面積が特徴。鶴居村で約40年続く芝農家が所有していた芝畑をそのままキャンプ場にしました。芝はゴルフ場にも使用されるケンタッキーブルーグラス。手ぶらデイキャンププランも用意されており、キャンパーの方も初心者の方もどなたでも楽しめるキャンプ場です。キャンプ場にはWi-Fiも設置されているので、ワーケーションにもピッタリです。
「鶴の里キャンプフィールド」オーナーの小田桐さん
「鶴の里キャンプフィールド」オーナーの小田桐さん
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「このキャンプ場は、釧路湿原国立公園に隣接しているのでひがし北海道の雄大な自然を楽しむこともできます。また、道内でもトップクラスの広大な面積があるため、ゆったりとしたプライベート空間を確保できるのも特徴です。ふかふかの芝の上で、非日常の時間を過ごしてほしいですね」(小田桐さん)
2.手ぶらでもOK!
鶴の里キャンプフィールドでは、5月~10月の期間「手ぶらでデイキャンププラン」が用意されています。タープ、人数分の椅子、テーブルなどのお貸出しが含まれていますので、荷物や道具の心配なし!一番大変な設営撤収もまるっとお任せできるプランなので、食材と飲み物の用意だけする手軽さで初心者でも安心。路線バスで往復できるので、車の無い方でもデイキャンプを楽しむことができます。
【路線バスで行ける】鶴の里キャンプフィールド 手ぶらデイキャンプ
3.路線バスを使ったおすすめのデイキャンププラン
※バスの時間は念のため最新情報をお客様でもお調べください
釧路市街のスーパーやコンビニで食材や飲み物を調達。
釧路市街のスーパーやコンビニで食材や飲み物を調達。
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▲コンビニならセイコーマートがオススメ!セイコーマートで調達した食材の例
↓
10:25 釧路駅前 発
↓(阿寒バス)
11:16下幌呂 着
↓(徒歩)
11:30頃~16:00頃 デイキャンプ&ランチ
↓(徒歩) 16:20 下幌呂発
↓(阿寒バス)
17:18 釧路駅前 着
↓
10:25 釧路駅前 発
↓(阿寒バス)
11:16下幌呂 着
↓(徒歩)
11:30頃~16:00頃 デイキャンプ&ランチ
↓(徒歩) 16:20 下幌呂発
↓(阿寒バス)
17:18 釧路駅前 着
4.観光の拠点に!
たんちょう釧路空港からもほど近い鶴の里キャンプフィールドは、釧路湿原国立公園や阿寒摩周国立公園、鶴居村への観光拠点としても最適です。冬季営業しているため、冬キャンプを楽しむのもおすすめ。観光を目一杯楽しんだら、ノーザンビレッジホテルTAITOの「美人の湯」で疲れた身体を癒してみても。
5.アクセス
住所:〒085-1144 北海道阿寒郡鶴居村幌呂下幌呂
たんちょう釧路空港から
レンタカー/車
たんちょう舞ろーど・道道53号を走行
(約30分)
(約30分)
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達古武キャンプ場
1.達古武(たっこぶ)キャンプ場について
釧路市街地から車で15分ほど、湿原の沼の面影をそのままに残す達古武湖の湖畔にあるオートキャンプ場が「達古武キャンプ場」。きれいに手入れされたオートサイトやバンガロー、ロッジが設置されていてキャンプ初心者でも自分に合ったキャンプスタイルを選ぶことができます。シャワーの用意もあり、料金もリーズナブル。バードウォッチングや湿原探索には絶好の拠点です。北海道ならではの野生動物・エゾシカに出会える可能性も大!
2.デイキャンプにもおすすめ
釧路市街地から車で15分と好立地なこのキャンプ場は、気軽に自然を楽しむデイキャンプにもおすすめ。釧路市内で地元産の魚や肉、野菜を買い込んで、大自然の中でするBBQはお腹も心も満足すること間違いなし。釧路の個性派ローカルスーパー「あいちょう」「ヒロセ」「雷さとう」「ショッパーズ菱光」では、ここにしかない新鮮な素材やローカルならではの食品に出会えるかも?もちろん、キャンプ場でBBQセットの調達も可能です。
3.アクティビティ
湖に面しているこのキャンプ場では、カヌー体験や地元食材を生かしたバーベキュー体験が可能!様々なツアー会社がプランを提供しているので、自分に合ったものをチョイスしてみては?
達古武キャンプ場で楽しめるおすすめのアクティビティをご紹介。アクティビティの魅力をガイドさんに伺いました!
達古武キャンプ場で楽しめるおすすめのアクティビティをご紹介。アクティビティの魅力をガイドさんに伺いました!
Grace field (カヌーツーリング+ジビエバーベキュープラン)
釧路川でのカヌーツアー後、釧路湿原国立公園内の美しい湖、達古武湖を一望できる達古武オートキャンプ場でジビエ(エゾシカ)やラム・ジンギスカンのバーベキューを楽しむことができます。釧路湿原でのガイド付きのカヌーツアーと、ジビエを愛する地元の調理師が用意した食材でのバーべキューを一度に体験できます。(4名以上~予約可能)
「Grace field」のカヌーガイドや調理師として地元食材を生かしたレストランを経営されている高橋さん
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「カヌーは釧路湿原を楽しむのに、一番いい方法だと思います。実際に来ないとわからない音や匂いは、日常で溜まった脳の疲れを取るのにベストです。父が仕留めた鹿肉を、ジビエ料理として味わっていただくプランもあります。楽しくておいしいツアー、ぜひ体験しにきてください!」(高橋さん)
カヌープロ 釧路川往復ショートツアー
キャンプ場内にあるカヌー乗り場から出発し、釧路川を往復するガイド付きのショートコースを体験できます。大迫力の「ジャングルのトンネル」をくぐるコースがユニークなツアー。中型艇なら6名まで参加が可能で家族連れにおすすめです。
「カヌープロ」でカヌーガイドをされている沼田さん
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「釧路湿原は手付かずの自然が残る、特別な場所。だからこそタンチョウやオジロワシなどの希少動物の生息地でもあり、運が良ければ出会うこともできます。ひょっとすると、ミンクの姿を見ることができるかも?」(沼田さん)
また自転車を借りてのサイクリングや、ちょっと足を伸ばして西に向かって30分ほど歩くと見えてくる夢ヶ丘展望台まで散策するのもおすすめ。湿原を一望できる展望台で、四季によって移ろう大自然の様子を眺めることができます。様々なアクティビティを最大限楽しみたい人におすすめなのが、ここ達古武キャンプ場です。
また自転車を借りてのサイクリングや、ちょっと足を伸ばして西に向かって30分ほど歩くと見えてくる夢ヶ丘展望台まで散策するのもおすすめ。湿原を一望できる展望台で、四季によって移ろう大自然の様子を眺めることができます。様々なアクティビティを最大限楽しみたい人におすすめなのが、ここ達古武キャンプ場です。
4.アクセス
住所:〒088-2141 北海道釧路郡釧路町達古武65−2
たんちょう釧路空港から
レンタカー/車
釧路湿原道路を走行
(約42分)
(約42分)
04
山花温泉キャンプ場
1.山花温泉キャンプ場について
釧路市街地から車で約30分ほどのところにあるのが、「山花温泉キャンプ場」。釧路湿原の西側に位置する、東京ドーム120個分もの広さを持つ山花公園の中にあるオートキャンプ場です。白樺林に囲まれたキャンプ場は、オートサイトやコテージ・キャンピングカーでの宿泊が可能。1サイトごとに落ち着いたプライベート空間になっていて、家族連れにも大人気です。センターハウス内には軽食や調味料、花火や木炭が売られている売店があり利便性も抜群。
2.子ども連れのファミリーに!
山花公園内には、このキャンプ場の他に様々な施設が併設されています。北海道最大の動物園、釧路市動物園があり、子どもを連れての観光に最適。また、天然記念物にも指定されているタンチョウの保護施設「釧路市タンチョウ保護増殖センター」があり、遠路沿いに飼育されているタンチョウの姿を観察することができます。館内にはタンチョウグッズを買うことができる売店も併設されていて、お土産にもピッタリです。日中動き回った後は、公園内にある山花温泉リフレの温泉へ。疲れた身体をしっかりと癒して、キャンプ場でぐっすりと。
子ども連れのファミリーにおすすめのプランはこちら!
【路線バスの旅】山花温泉リフレでランチ&日帰り入浴と釧路市動物園セットプラン
3.アクティビティ
キャンプ場内にあるセンターハウスではマウンテンバイクを無料でレンタルすることが可能。山花温泉リフレでもレンタルができます。山花公園から伸びているサイクリングロードで、釧路湿原を散策するのもおすすめです。また、釧路市動物園の隣には馬と触れ合える「釧路市ふれあいホースパーク」が併設。老若男女問わずに乗れる馬車や引き馬、また初心者から上級者まで幅広く楽しむことができる乗馬など、様々な体験が可能。施設内を飛び出して、近くの森林を散策するホーストレッキングも大人気。事前に予約が必要なため、体験したい場合はご注意を。
4.アクセス
住所:〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11-34
たんちょう釧路空港から
レンタカー/車
道道65号と道道952号を北へ走行
(約20分)
(約20分)
バス
阿寒バスリフレ線 山花温泉リフレ行に乗車、山花温泉リフレで降車
(約13分/260円)
(約13分/260円)
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和琴湖畔キャンプフィールド
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1.和琴湖畔キャンプフィールドについて
弟子屈町に位置する自然湖、屈斜路湖の南側に突き出た和琴半島にあるのが、「和琴湖畔キャンプフィールド」。近年キャンプ場として注目を浴びている和琴半島は、なんといってもロケーションが最高。北海道の大自然に囲まれながら、沈んでいく夕日が湖に反射しきらめく様子はなんとも言えない絶景。目の前に広がる湖のすぐ近くにテントを張ることができ、ひがし北海道の大自然を満喫することができます。ツーリングを楽しむバイカーのためのフリーサイトや、デイキャンプ専用のサイトも併設していて使い勝手は抜群。近くのコンビニやスーパーまでは車で片道20分ほどかかるため、食材や消耗品は事前の買い出しをおすすめします。
2.手ぶらでもOK!
こちらのキャンプ場には、道具が一式完備された「手ぶらバンガロープラン」が用意されています。キャンプに必要なすべてのギアが事前に用意されていて、面倒な設営作業は不要。手ぶらでひがし北海道のキャンプを楽しむことができます。料金は1室12,100円〜。3室限定のため、事前の予約がおすすめです。もちろんテントやタープ、テーブルや焚き火台などキャンプギアもレンタル可能。レンタル品は現地で現金決済のみとなるためご注意を。
3.アクティビティ
和琴湖畔キャンプフィールドで大人気なのが、レンタルテントサウナ。湖畔に面して設置することができ、大自然と水面を一望しながら極上のととのい体験ができます。2時間の利用で、料金は5,500円。また、電動ボートのレンタルも可能。誰もいない静寂の空間の中で、和琴半島を水上からじっくりと眺められます。また、湖に面したキャンプ場のためSUPやカヌー体験もおすすめ。屈斜路湖でカヌー体験をしてくれるガイドツアーをしてくれる会社もあり、初心者も安心して楽しむことができます。
4.アクセス
住所:〒088-3200 北海道川上郡弟子屈町和琴半島
たんちょう釧路空港から
レンタカー/車
道道53号を北へ走行
(約1時間25分)
(約1時間25分)
06
キャンプの服装
ひがし北海道は、一年を通して気温が低めでカラッとした気候が特徴。夏は本州と同じくらいの気温になる日も多くありますが、圧倒的な違いは夜の寒さ。寒暖差が激しいエリアのため、夜になるとグッと冷え込み体感温度が下がります。そのため、夜は「ちょっと暑いかな?」くらいの羽織や長袖・長ズボンを用意しておくのがおすすめです。春・秋は冬支度に近い服装で、暖かいフリースやダウンがあると安心。大自然の中でのキャンプになるため、虫除けスプレーは必須。特に水辺付近は蚊が多く発生するので、蚊取り線香などの用意をお忘れなく。大自然の中に生息している蚊は生命力が強いので、一度刺されると大きく腫れてしまうことも…。またキャンプ場付近は舗装された道がごくわずか。キャンプ時はもちろん、周囲を散策する際には歩きやすい靴で!
07
まとめ
ひがし北海道ならではの雄大な大自然のなかでするキャンプは、ゆったりとした時間が流れる特別な体験。広大な面積を誇るキャンプ場が多くあり、プライベート空間を保った贅沢なキャンプを楽しむことができます。ヒグマの生息地であるひがし北海道ですが、キャンプ場はしっかりと対策がされているためご安心を。どのキャンプ場付近にも、おひとりでも家族連れでも大満足できる施設やアクティビティがたくさん。ひがし北海道が誇る海の幸や大地の恵みに、舌鼓を打つのもおすすめです。また、レンタルグッズや手ぶらプランがあるキャンプ場を選べば、手荷物一つで気軽にキャンプが可能!さあ、あなたはどのキャンプ場を選びますか?
ライター情報

奥村菜依加(なえか)
1994年生まれ、北海道北見市出身。道内金融機関に6年間勤務。その後北見市の映像プロダクション・株式会社北映Northern Filmsにチーフマネージャー・ライターとして在籍。2023年退職、コピーライター・取材ライターとして独立。屋号はProduce One。
1994年生まれ、北海道北見市出身。道内金融機関に6年間勤務。その後北見市の映像プロダクション・株式会社北映Northern Filmsにチーフマネージャー・ライターとして在籍。2023年退職、コピーライター・取材ライターとして独立。屋号はProduce One。