釧路の魅力を100%楽しむ方法!
観光スポット・ご当地グルメも!
観光スポット・ご当地グルメも!
公開日:2024.09.01
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釧路市の基本情報
北海道の東側、太平洋岸に面している釧路市は人口が北海道第6位の港町です。釧路湿原や阿寒摩周国立公園など、ひがし北海道らしい雄大な自然に囲まれています。2023年の水揚げ量が日本一となった釧路港では、毎日新鮮な海産物が集まるほか、「ザンギ」や「スパカツ」、「釧路そば」など釧路ならではのグルメが充実。そしてなんといっても、「笑えるくらい涼しい」まちとしても有名です。7月〜9月の日最高平均気温が20度前後と涼しく、真夏でも30℃を超えることはほとんどありません。この涼しさと環境の良さから、北海道体験移住(ちょっと暮らし)の実績において、2011年度から12年連続での北海道第1位となりました。
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釧路市で観光をするなら?
1.幣舞橋(ぬさまいばし)
釧路市を訪れたら絶対に外せないのが、釧路港をオレンジ色に染める夕日の鑑賞です。数多の海を渡ってきた船乗り達が、インドネシアのバリ島・フィリピンのマニラ湾と並び、「世界三大夕日」の一つに数えたといわれる釧路港の夕日。その夕日を最も楽しめるスポットが、北海道三大名橋の1つである「幣舞橋」です。太平洋を背に沈んでいく夕日と、幣舞橋のシルエットは息を呑む美しさです。
夕日をもっと楽しむ「夕日・夕焼けツアー」
釧路の夕日をもっと楽しむことができるのが、ガイド付きの「夕日・夕焼けツアー」。観光クルーズ船SEA
CRANEでは、夕日が沈む釧路港を洋上からゆっくり眺めることができます。専属ガイドと共に船上から堪能するサンセットクルーズは、贅沢そのもの。地元ガイドが街のシンボル「幣舞橋」を中心にフォトスポットを案内してくれるツアーも開催。日が沈んだあとの「夕焼け」は、黄昏の美しさを感じられる絶景です。
※月によって出発時間が異なります。(以下目安)
7月 17:00頃
8月 16:00頃
9月 15:00頃
10月〜11月 14:00頃
7月 17:00頃
8月 16:00頃
9月 15:00頃
10月〜11月 14:00頃
Web予約
釧路観光クルーズ船 SEA CRANE サンセットクルーズ
夕日と夕焼けガイドツアー
2.港文館
釧路川沿い、幣舞橋から徒歩数分の場所にあるのが赤いレンガの建物「港文館」。かの有名な詩人・石川啄木が、釧路に滞在していた時の勤務先「第2次釧路新聞社屋」の一部を復元した歴史的建造物です。入場料は無料で、1階は釧路港の資料を見ることができるほか、カフェ「Kobun
Cafe」で一息つくことも。啄木カフェオレや啄木トーストなど、ここでしか味わうことのできないメニューが揃っています。2階は啄木資料館になっていて、設置されたソファーに腰掛けながらゆっくりと資料の鑑賞をすることができます。
3.釧路フィッシャーマンズワーフMOO
幣舞橋のたもとに建つ複合商業・観光施設です。釧路市出身の建築家・毛綱毅曠(もづなきこう)氏が手がけた建築物で、釧路の自然環境を取り入れた独創的な建物外観は釧路市を代表するランドマークです。1階ではお菓子や工芸品などのお土産のほか、新鮮な海産物・農産物を買うことができます。2階には「釧路・港の屋台」、3階にはビアホール「霧のビール園」が出店しており、港町釧路の雰囲気を味わいながら釧路グルメを堪能することができます。5月〜10月末には、釧路港の岸壁で「岸壁炉ばた」が開催。幣舞橋を眺めながら、釧路の海鮮を豪快に炭火焼きで食べることができます。隣にはドーム型の植物園「釧路フィッシャーマンズワーフEGG」が併設されていて、市民の憩いの場になっています。ガラス張りの美しい建物を眺めながら、中にあるカフェで一息つくのもおすすめ。
4.釧路市立博物館
JR釧路駅からバスで約15分のところにあるのが、道内屈指の歴史と規模をもつ「釧路市立博物館」。こちらも釧路市出身の建築家・毛綱毅曠氏の設計で、特別天然記念物である「タンチョウ」が翼を広げた姿をイメージしたという、特徴的な外観の建物です。釧路の自然や貴重な動植物や、釧路の歴史や産業について解説したレプリカなどの展示が行われています。先住民族・アイヌのつくりあげた文化や釧路湿原を再現したジオラマを見ることも。スマホでは音声で展示ガイドを聞くことができ、釧路・ひがし北海道の文化をより深く知ることができるおすすめのスポットです。料金は大人480円、高校生250円、小・中学生110円。(2024年8月時点)
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釧路でグルメを楽しむなら?
1.炉ばた焼き
釧路に来たらぜひ味わってほしいのが「炉ばた焼き」。客席に囲まれた囲炉裏で、焼き手が魚介や野菜などを炭火で焼いて提供してくれる釧路発祥の料理。囲炉裏の端で食事を楽しむ光景から「炉ばた焼き」と呼ばれるようになりました。釧路の地酒「福司」を炉で温めた「だら燗」は魚介にもピッタリ。市内には数十件の炉ばたのお店がありますが、初めて釧路を訪れる方にもおすすめのお店をいくつかご紹介します。
1.炉ばた鱗
昭和50年創業の老舗店「炉ばた鱗」。地元民からも高い評価を受けているお店です。焼き場の横では日本酒が温められていて、地酒である福司をだら燗で呑むことができます。
2.炭焼炉端 ちくぜん
「炭焼炉端ちくぜん」は港町釧路ならではの新鮮な魚介類や北海道ならではの大地の恵を落ち着いた店内でゆったりと楽しめるお店です。カウンター席では目の前で新鮮な食材や炭焼きの香りを楽しむことが出来ます。北海道の新鮮な真ホッケやめんめの炙り焼きのほか、名物牛タンだし煮込みや釧路の名物ザンギやお寿司もおすすめです。
3.くし炉 あぶり家
地元の魚介はもちろん肉料理、野菜、デザートにもこだわる人気店。広々とした雰囲気のある店内で、焼き場を囲んだカウンター席、個室のテーブル席もありおひとりさまからお子さまのいる家族連れの方まで幅広い層におすすめのお店です。
地元の炉ばた店12店舗が集まって立ち上げた「釧路炉ばた学会」では、気軽に炉ばたを楽しんでいただくためのお食事券のWeb販売をしています。この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
釧路炉ばた学会 加盟店舗共通3,000円分お食事券
2.釧路和商市場
2023年に水揚げ数量が32年ぶりに全国1位へ返り咲いた、釧路港。そこで獲れた新鮮な魚介が集まるのが、1954年にできた「釧路和商市場」です。函館の朝市・札幌の二条市場に続く「北海道三大市場」で、約60店舗が軒を連ねています。この和商市場の大人気グルメが「勝手丼」。自分で選んだネタを丼に乗せ、オリジナルの海鮮丼を味わうことができます。市場内にはひがし北海道エリアの名産品を集めたお土産も多数置いてあるほか、新鮮な魚介を地方発送することもできます。釧路駅から歩いて約5分という好立地なので、ぜひ立ち寄ってみては?
3.スパカツ
釧路市が誇るローカルフード「スパカツ」。アツアツに熱した鉄板皿の上に、濃厚なミートソーススパゲッティとボリューミーなトンカツを乗せた料理です。発祥当時、まだ高級食材だった豚肉。カツにして乗せることで、ちょっとした贅沢を味わいたい!と考えたのが起源だとか。地元民の中で流行りはじめたスパカツですが、次第にこれ目当てで観光に訪れる人がいるほどのローカルフードになりました。お皿からはみ出そうなほどの大ボリュームですが、地元の女性はペロリと平らげてしまうのが不思議。
泉屋
なかでも地元民からこよなく愛されているのが、スパカツ発祥の店「レストラン泉屋」。1960年創業の老舗洋食屋で、ここで食べるスパカツはデミソースのバランスが絶妙で、最後まで飽きることなく平らげてしまいます。そのほかにも玉子焼きを乗せたナポリタン「ピカタ」や、具だくさんのスパゲッティ「泉屋風」など、泉屋ならではの独創的なメニューも人気。総本店へは釧路駅から徒歩約15分ほどで行くことができます。
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おすすめの宿泊施設
たくさんの宿泊施設がある釧路。温泉やグルメ・観光など、それぞれの釧路の楽しみ方に合ったホテルをご紹介!
《釧路中心部・温泉あり》
1.天然温泉 幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路
釧路駅から徒歩約10分のところに位置し、釧路一の繁華街「末広」からも近い立地の良いホテルです。幣舞橋と釧路港が一望できる、最高のロケーションの大浴場が人気。さらに朝食では地元の海産物を使った贅沢な海鮮丼を楽しむことができるのも魅力。
2.ホテルグローバルビュー釧路
天然温泉の露天風呂や、何種類もある温泉を楽しむことができる人気のホテル。釧路の飲食街・末広のすぐ近くにあり、立地の良さも魅力のひとつです。
3.スーパーホテル釧路天然温泉
釧路駅から徒歩5分のところにある、アクセスのいいホテル。キレイな客室でゆっくり過ごすことができます。無料の健康朝食も人気。
《釧路中心部・温泉なし》
4.釧路センチュリーキャッスルホテル
釧路出身の建築家・毛綱毅曠氏が設計したデザイナーズホテル。過ごしやすさとデザイン性にこだわり、美しい内観と外観を楽しむことができます。
5.釧路プリンスホテル
釧路市内にある最高層のホテル。釧路市内と幣舞橋、そして美しい夕日を一望することができます。全面ガラス張りの開放的なレストランは雰囲気抜群。
《釧路近郊の温泉宿》
6.山花温泉リフレ
釧路空港から車で10分、釧路市内からも車で30分ほどの場所にある温泉宿。釧路ではじめて湧き出した温泉と言われていて、塩分濃度の濃いお湯が疲れた身体を芯から温めてくれます。
7.ラビスタ阿寒川
釧路駅から路線バスで約2時間ほどの森の中にひっそりと佇む温泉宿。貸切風呂や旬の食材を使った懐石料理を楽しむことができる人気のお宿です。
《鶴居村の温泉宿》
8.鶴居村ホテルTAITO
釧路駅から車で30分ほど、釧路湿原に囲まれた自然豊かな村・鶴居村にある温泉宿。アルカリ性の温泉は肌がツルツルになると評判で、日帰りでの入浴も可能です。
9.つるいむら湿原温泉ホテル
源泉かけ流しの弱アルカリ性温泉を、満点の星空のもと楽しむことができる温泉宿。北欧デザインの落ち着いたキレイな客室で、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
10.グリーンパークつるい
美肌効果抜群のモール温泉が楽しめる、歴史ある温泉宿。旬の素材をふんだんに使った夕食膳が大人気。釧路駅からの送迎もあるのは嬉しいポイント。
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ひがし北海道の観光拠点・釧路
ひがし北海道の玄関口でもある釧路は、観光の拠点として最適。少し足を伸ばせば、さまざまな観光スポットを楽しむことができます。
1.釧路湿原
日本最大の湿原である釧路湿原は、特別天然記念物である「タンチョウ」が見られることでも有名。四季折々の美しい景色や、壮大な大自然を楽しむことができます。カヌーやE-bikeなど、アクティビティも充実。
2.鶴の里キャンプフィールド 手ぶらデイキャンプ
大自然の中、手ぶらでデイキャンプを楽しめます。タープや椅子・テーブルなどの貸し出しがあり、気軽に北海道のアウトドア体験が可能。釧路市街から路線バスで行けるので、アクセスも抜群です。
3.阿寒湖
阿寒摩周国立公園の中にある阿寒湖は、観光スポットとして人気。先住民族・アイヌが作った「阿寒湖アイヌコタン」では、伝統舞踊や民芸品など独自の文化に触れることができます。また、ここにしかない特別天然記念物のマリモを見学できる施設も。釧路駅前から出発する阿寒バスで向かうことができます。
4.網走
数多の映画で有名になったのが、オホーツクエリアにある網走。有名な漫画の舞台にもなった「網走監獄」は、旧・網走刑務所として実際に使われていた建物をそのまま残した野外歴史博物館で、当時の受刑者の過酷な生活を展示しています。冬になると観光砕氷船「おーろら」に乗って、海に広がる流氷を楽しむことができます。
5.知床
世界自然遺産としても有名な知床は、サケの水揚げ量日本一を誇る漁師町です。獲れたばかりの新鮮な鮭やいくら、ウニなどをリーズナブルに味わうことができます。温泉リゾートも多数あり、雄大な自然を眺めながら贅沢な時間を過ごすことも。
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まとめ
釧路市はひがし北海道ならでは雄大な自然を楽しめるほか、海の幸やローカルフードが集まるグルメの宝庫。押さえておきたい観光スポットが多すぎて、中長期で滞在する人も多い観光の拠点です。一度訪れれば、何度でも訪れたくなること間違いなしです。ここでしか見ることのできない大自然を思う存分楽しむもよし、お腹がはち切れるほど美味しいグルメを堪能するのもよし。あなたらしいプランで、釧路を満喫してみては?
ライター情報
奥村菜依加(なえか)
1994年生まれ、北海道北見市出身。道内金融機関に6年間勤務。その後北見市の映像プロダクション・株式会社北映Northern Filmsにチーフマネージャー・ライターとして在籍。2023年退職、コピーライター・取材ライターとして独立。屋号はProduce One。
1994年生まれ、北海道北見市出身。道内金融機関に6年間勤務。その後北見市の映像プロダクション・株式会社北映Northern Filmsにチーフマネージャー・ライターとして在籍。2023年退職、コピーライター・取材ライターとして独立。屋号はProduce One。